建学精神と校訓

われわれの生命を久遠の古から今日まで、
連綿として生々育成してきた限りない大きな慈悲を、
手近に教示するものが親である。
その親心にこたえて、悠久不滅の生命の理想に向かって精進することが、
自然法であり、善であり、孝道である。
本学園は、学生生徒がそれぞれに親心に帰り、
その期待に応えて精進することを教育の目標としている。

親心に応えて精進する - 生命の永遠性と尊厳性への自覚 -

本学園の個性豊かな独自の教育実践の中枢には、学祖といわれる第三代校長國信玉三先生の理念があります。本学園の教育の目標とするところは「生命の本体である永遠性と尊厳性を学生生徒に自覚させること」ですが、目に見えない、手に触れないこの本体の世界をどのようにして明快に教え導けるでしょうか。
國信先生はこの教育上の根本課題を我執を捨てて子を思う母親の心情にたとえ、肉体をもつ存在とはいいながら、無限の大慈悲である久遠の御親と同質一体であるという信念のもとに「母親こそが聖なる御親にかわって、生命の永遠性と尊厳性とを教示されるものだ」と理解されて教育指針を形成してきました。それは「われわれの生命を、久遠の古から今日まで、連綿として生生育成してきた大きな慈悲を、手近に教示するのが親である」という学園の教育目標となっているのです。
この目標は簡潔に「親心に応えて、精進する」と言い習わされてきています。応えるとは慈悲・慈愛を感じ取って、感謝の心を養い正しく歩もうとすることであり、精進するとは、学生生徒が自らも命の「賢い親」になる存在として、学園五訓「正直、勤勉、清潔、和合、感謝」の意味を理解し、日々実践していく姿なのであります。


初代学園長 國信 玉三

校訓

感謝・和合・清潔・勤勉・正直 人として生きるためにいつの時代も大切なこと。

正直と勤勉と清潔とは文化人として欠くことのできない要素で、これらの特性をそなえている民族は到る処で尊敬されかつ発展することができますが更に人間が幸福であるためには和合が大切です。和合の根底をなすものは感謝の念です。志を等しくして同じ学園に学ぶ同胞として常に共に励む目標として定めたのがこの校訓です。
この校訓は1941年(昭和16年)に校長に就任し、1988年(昭和63年)に亡くなった國信玉三(くにのぶ たまそう)学園長が定めました。「親心に帰り、その期待に応えて精進する」という教育目標を具体的に表したものです。 豊かな心を育むたのしい学校、逞しく生き抜く力を育てる学校、一人ひとりの希望を実現する学校をめざします。