スクールブログ Hygee's Garden

先日、内閣府の「特別の機関」である日本学術会議の公開シンポジウムが東京で開催されました。

これは、7月に西日本を襲った、西日本豪雨に関する学会間の情報交流を進め、今後の対策を検討するための緊急報告会として開催されたものです。

その報告者の一人として、永く比治山の理科教員を勤め、現在は非常勤講師として中学生の理科の授業を担当している越智秀二教諭が、地質学的にみた西日本豪雨災害の特徴と、今後の防災のあり方について報告し、参加者から高い評価を受けました。

越智教諭は「今回の西日本豪雨災害の犠牲者230人のうち、114人が広島県の犠牲者。広島の降水量は他地域に比べて特別多いわけではなかったのにこれだけの犠牲が出た背景には、崩れやすい花崗岩類が多かったことによるものと考えられます。一様に対策をするのではなくて、それぞれの地域の地質学的な特徴をふまえた防災対策を行っていく必要があると報告してきました。これからの災害対策に少しでも役立つよう、調査・報告を継続していきます。」と決意を述べていました。

7月の豪雨災害は、現在も大きな爪痕を残しています。越智教諭の活躍は比治山にとって喜ばしいことではありますが、もっと防災意識を高め、しっかりと対策をしていかなければならないと考えさせられました。

(授業中の越智教諭)     (「日本学術会議」で報告する越智教諭)