スクールブログ Hygee's Garden

1月17日(木)に中学国際理解教育「世界の窓」が行われました。JICA(独立行政法人国際協力機構)中国支部の派遣により、広島県国際協力推進員の方々3名がお見えになりました。中一、中二、中三、それぞれ学年毎に3か所に分かれて講義をしてくださいました。

中一学年では、講師の方からいくつかの外国の民芸品を見せていただきました。生徒たちは実際に手に取り、話し合って、考えて、グループごとに発表しました。いろいろな国の名前が出てくるなかで、「開発途上国」という言葉についての学習もできました。

中二学年の学習は、主に「世界がもし100人の村だったら」という本に基づき、お話を聞きながら、カードゲームやワークショップを交えて行われました。食糧問題や富の偏りについて、講師の方は飴を「富」に見立てて分かりやすく説明されていました。ワークショップで確認学習した後、生徒たちはその「富」の飴をいだだき、みんなおいしそうに食べました。今日の飴は、甘さのほかにきっと深みも味わえたのではないかと思いました。

中三学年では、カカオ豆の栽培、加工、流通などを学びながら、児童労働やフェアトレード(公平な取り引き・公正な貿易)について考える内容でした。日本は、街中チョコレートが溢れる季節になりましたが、カカオの世界最大産地のガーナでは、数十万の子どもが労働力として働かされています。その子どもたちは、おいしいチョコレートを食べることはおろか、見たことさえありません。講師の方は映像、写真、ガーナの紙幣(図案はカカオ豆)などを提示しながら、実体験をお話されました。講義の最後に、「今日の話は面白かった」だけで終わってほしくない、と生徒たちに語りかけられました。