しばらく更新が滞っていましたが、後期中間試験も終え、比治山女子陸上部、活動再開です。
ここしばらくは、朝晩は冷え込みますが、昼間は温かいという日が続いていました。今日もその例にもれず練習が始まる頃には温かい(日向にいると少し暑い)日差しと気温になっていました。
本日の短距離はいつものアップ後に、もも上げ・足さばきドリル練習を20分間行います。このドリル練習で接地感覚を確認し、70mのビルドアップ走につなげていきます。
そして本日のメイン練習は200m×3本です。200mを走った後、来た道を歩いて帰りレストとします。
一方長距離はいつもの15分jog後、本日は1000m×3本です。長距離も大きな駅伝が終了し、徐々に冬期練習に入っていきます。
各自、自分でペースを設定し走りましたが、試験明けという状況下でも、よく走れていたのではないでしょうか。
そして投てきは、2年生は本日、愛媛県は今治で投てきの合同練習に参加しています。日本のトップ層の選手の方々に指導していただいているので、存分に知識や技術を吸収してもらいたいと思います。
1年生は学校での練習に励みました。50mの流しをしたあと、DMで上半身・下半身の補強を行います。
そして仕上げにバーピーやもも上げなどのサーキットトレーニングを2セット行い、筋力強化を目指します。
そのあとは技術練習を行い本日は終了です。
年末には長距離は世羅女子駅伝に向けての合同合宿が行われます。日々の練習を積み、よりよい練習ができるよう、頑張りたいと思います。
11月19日(日)に中国高校駅伝に出場しました。
県駅伝に比べて気温は低かったのですが、前日から強風が選手たちを襲う過酷なコンディションの中、女子は13時からスタートでした。
結果は以下の通りです。
第8位 比治山女子高校 1時間14分54秒 (2年連続入賞)
1区(6㎞) 藤井② 20分43秒 区間5位
2区(4.0975㎞) 喜多川② 14分23秒 区間5位
3区(3㎞) 増田① 10分55秒 区間8位
4区(3㎞) 藤村② 10分23秒 区間3位
5区(5㎞) 徳丸② 18分30秒 区間9位
1区から上位でタスキを繋ぐことができ、3位以内も狙える位置でレースを進めることができました。3位から8位までの差が1分30秒と混戦の中、他県の代表校と十分に戦える位置にこられたことは、ここ数年での成長を感じられる瞬間となりました。
チームとしては2年連続の入賞(昨年4位)ですが、現状で満足していては成長できません。しっかりと勝ち切るためにはどうすればいいのか。この課題をチーム全体で考え、また来年に向けて取り組んでいきたいと思います。
今回の駅伝で走れなかったメンバーを中心に、希望者は11月26日(日)の県長距離記録会に参加する予定です。それぞれが目標とするタイムをクリアできるよう、残りの期間、焦らず丁寧に調整していきましょう。
日頃から比治山女子高校を応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
11月5日(日)に広島県高校駅伝に出場しました。
全国的に気温が高く、26℃というコンディションでのスタートとなりました。
長い距離の区間は給水が用意されるなど、厳しい状況ではありましたが、選手たちはしっかりと力を発揮してくれたのではないかと思います。
結果は以下の通りです。
第3位 比治山女子高校 1時間15分49秒 (中国駅伝出場権獲得)
1区(6㎞) 藤井② 21分22秒 区間4位
2区(4.0975㎞) 喜多川② 14分19秒 区間3位
3区(3㎞) 徳丸② 10分23秒 区間3位
4区(3㎞) 中井③ 10分35秒 区間3位
5区(5㎞) 藤村② 19分10秒 区間3位
昨年マークした広島コースでの比治山記録には19秒届かずという結果でした。
しかし、直前のメンバー変更など動揺が広がる場面でしっかりと立て直せたのは、補員のメンバーも含め、チーム全体がしっかりと準備することができたからだと思います。
普段の練習や試合の様子を見ても、まだまだ伸びしろのあるチームです。
11月19日(日)に山口県で開催される中国高校駅伝という一つ上の舞台で、選手たちが存分に力を発揮してくれることと思います。
万全の準備をして、自信をもってスタートラインに立てるようにしていきましょう。
日頃から比治山女子高校を応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。
今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
昨日、風邪が流行っているようだ、という話をしたと思いますが、風邪をひいてしまいました……前振りというわけではなかったのですが、よもや自分が風邪をひくとは思ってはいませんでした。皆さんも体調管理には十分お気を付けください。
そのようなことはさておき、本日の比治山女子陸上部の様子をお伝えします!
では、短距離チームはいつものアップ後、スキップ流しを行なって本練習に備えます。
この「いつものアップ」ですが、最近は今週水曜日の竹原さんのトレーニングで行なったものを取り入れています。選手たちの弱点でもある筋力、特に内転筋と腹斜筋を強化していきます。
そして、本日のメイン練習は200m+100mを2セット走ります。以前は200mを走る、となると選手たちは「200mかぁ」と抵抗感を顕わにしていましたが、ここ最近はそのような様子が少し減ったように思います。……多分。
それはきっと今シーズンを振り返り、各々課題や強化しなければならない点を見つけ、それに向かって努力をしようとしている兆しなのではないか、と思っています。
200m+100mが終わると、次はウエイトトレーニングが待ち構えています。先ほど述べたように、筋力強化は選手たちにとって重要課題です。デッドリフト・ヒップスラスト・ランジの3種目を交代しながら取り組んでいきます。
短距離はウエイトトレーニングで練習が終了し、一方で長距離チームは明日のコース確認の試走を控え、本日は200mのインターバル走です。この200mのインターバル走でレースを意識した速いペースで走る感覚を筋持久力の強化とともに行なっていきます。
また、明日山口の記録会に出場する選手は前日の刺激を入れて明日に備えます。
投てきチームは本日愛媛県で行われる記録会に出場していますが、結果はどうでしょうか。高校に入学してから投てきを始めた高校1年生の選手は少しずつではありますが、上達していっています。来シーズンに向けて最後の記録会で自信が持てる結果となればよいのですが。
さて、先ほども述べたように、長距離チームは明日試走に出かけていきます。長距離の正念場となる中国駅伝、全力を出し切ってもらいたいと思います。
最近どうやら風邪が流行っているようで、校内でもこんこんと咳き込む生徒を見かけるようになりました。季節の変わり目は風邪をひきやすくなっているので体調管理には気を付けていきたいところです。
本日の短距離組は長谷川先生の体幹トレーニング、DMの壁当て補強、ヒップスラスト(骨盤付近にシャフトを置いた状態で、ベンチで背中を支えてお尻を上げ下げすることで中殿筋などの筋肉を鍛えるウエイトトレーニング)といったウエイトトレーニングから開始です。このウエイトトレーニングを終了するといつものアップをはじめ、本練習に移っていきます。
今日の本練習は今週月曜日に行なったもも上げ・足さばきドリル(仮称)です。冬期練習に入っているので、走り込むことも重要ですが、まずはこのような走るために必要な基礎技術や感覚を養っていくことも欠かせません。
ドリル練習のあとは70mのビルドアップ走で接地や地面を押す感覚を実際に走ることで確認していきます。
一方、長距離組は先日が1000mインターバル走のポイント練習だったので、その疲れをほぐすロングjogに出かけていきました。
このロングjog、疲れをほぐすのはもちろんですが、ただ長く走っているだけだと思っていました。しかし、なぜ長く走る必要があるのかと聞いてみたところ、継続して足を動かし続けることで、長く足を動かすための持久力を培う目的があるのだとか。1500mや3000mは5分や10分、足を動かし続けることになります。それ以上の時間をかけて足を長く動かす練習をすることで、5分や10分足を動かし続けても疲弊しにくい足づくりをするということだそうです。
そして、明日愛媛県で行われる記録会に参加する長距離選手や投てき陣は明日に向けて刺激を入れたり、技術練習をして最終調整をしたりしました。
明日の記録会で今季のトラック種目やフィールド種目の記録会がほぼ終了となります。悔いのないよう競技に挑んでもらいたいと思います!
先週末は夏日を記録した日もありましたが、今週末は一転、冬が到来したかのような寒さとなるようです。今週末は記録会や試走に出かけていくので、寒さに耐えながらの実施となりそうです。
さて、本日の短距離はアップ後、まずスキップ流し後に片手SDを行います。このスキップ流しですが、いつの頃からか助走としてある程度走ってからスキップをして走るようになっていました。しかし、このスキップ流しは、スタート時の力がかかっていない0の状態から、スキップをすることで大きな力を生みだすことを目的とした練習です。このように助走をしてからスキップをしてしまうと、スタート時の爆発的な力発揮を生みだすことができず、「ラク」な練習になってしまいます。そのため、選手たちにはスキップでスタートするよう意識をしてもらうようにしました。
……ですが、ここで意外な問題が。
今までは助走からスキップをしていた影響か、スキップからスタートすることが上手くできなくなってしまっていたのです。ぎこちないスキップになってしまったり、考え過ぎた結果、スキップのしかたがわからなくなったり――と、スキップ流しのやり方を変え始めたころはそのようなトラブルが発生していましたが、安心してください、今は上手にできるようになりました!
そして、本日のメイン練習は150mのタイム計測です。ここ最近は走るのはそこそこに、ウエイトトレーニングに重きを置いた練習が続いていました。久々の走る練習で選手たちも気持ちよくスピードに乗って走ることができたのではないでしょうか。
150mのタイム計測のあとは、DMを直上に上げて一度バウンドさせてキャッチする、上半身と下半身の連動性を鍛えるトレーニングで終了です。
長距離は15分のjogが終わると本日は1000mのインターバル走です。この1000mのインターバル走はレース時のスピード感で行っていきます。レースと同様のスピードで3000mを走ってしまうと、高負荷の練習となってしまいます。そこで3000mを3分割し1000mずつ走ることでレース時のスピード感を培いつつも負荷を抑えた練習を目指していきます。
また今週末に愛媛県で行われる記録会に出場する選手はjogを長めに行い刺激を入れて本日は終了です。
そして、投てきも今週末に長距離と同じように(開催場所は違いますが)愛媛県で行われる記録会に向けてアップを行なったあと、流しを50m走り、技術練習をして調整していきます。
選手たちはいよいよ本格的な冬期練習に入りつつあります。この冬期練習中に各自の能力を底上げして、来シーズンの結果に実を結ぶことができるようがんばってもらいたいと思います。
11月も初旬が終わろうとしています。この調子ではあっという間に11月も終わっていき、月末のこのブログの場で「いつの間にか11月が終わっていました……」と書くことになりそうです。時間の進みが早いように、季節も徐々に秋に向かっているようです。夕方頃になると涼しくなり、走りやすい気候になってきています。
本日は定期的に比治山女子陸上部のコンディショントレーニングをご指導してくださっている竹原さんのトレーニングから開始です。
……ですが、諸事情により本日はそのトレーニングに同席することができず、詳しい内容をお伝えすることができません。選手たちから伝え聞いたところでは、ストレッチポールを用いてこれまでの復習を行い、ペアになって腹斜筋と内転筋のトレーニングを行なったそうです。翌日、復習としてそのトレーニングを行なっている様子を見ていると、トレーニングを行う人が内転筋を使って両足を内の方向に締め、一方ペアの人がその両足の内側に立ち、外側へ足を開いていく、といったことを行っていました。
竹原さんのトレーニングが終了するとだいたい17時を過ぎたころで、ここから比治山女子陸上部の練習を開始していきます。
短距離チームはスキップ流しのあと1.7mミニハードル走を5本行いました。その後はウエイトトレーニングを3種類10回4セット行い本日は終了です。
長距離チームは40~50分のロングjogに出かけていきました。
投てきチームはアップ後、技術練習を行い終了です。
……本日の練習は竹原さんのご指導によるトレーニングがメインなので、その後の各種目の練習メニューを書き出してみると、シンプルなものになっています。
しかし、このように学校外の指導者にご指導をしていただけるのは貴重なことですので、普段の練習とは違った内容から、自分たちの強化すべきところを洗い出してもらいたいと思います。
県駅伝を3位という成績で終え、次の目標は中国駅伝となります。今年の女子駅伝は開催40回目の記念大会ということで、全国駅伝の出場枠が1枠増えます。そのため、この中国駅伝においても全国駅伝出場権をかけて行われます。比治山女子陸上部も全国駅伝への切符を手にするため、全力を尽くします。
昨日は、駅伝組は大会後の休息日、そして悪天候という予報もあり、短距離・投てき組も休息日となりました。
休息日明けの本日の短距離組は、先週から続いている冬期練習シフトチェンジ中ですので、基礎能力の向上、ということでウエイトトレーニングが練習の中でも今までよりも多めに行われます。
まずはアップとしてスキップ流しを行います。スキップ流しのあとは、もも上げ・足さばき系ドリル練習です。骨盤挙上を意識した単発のもも上げ練習と3足長~4足長間隔でマーカーを設置し連続のもも上げ練習、1.7m間隔でミニハードルを設置し走る練習を普段からよく行います。これらのドリル練習は個別に行っていくのですが、本日は連動して(連結して)行いました。これらのドリル練習を通して行うことにより、それぞれの練習で意識したいポイントを継承しながら練習を行うことができます。骨盤挙上単発もも上げ練習(仮称)で骨盤挙上を行うことで地面を押す意識を持ち、それをマーカーもも上げ練習(仮称)に活かして地面を押すことで反発をもらえ、反発がもらえるからこそ足を素早く切り替えることができる。またそれを1.7mミニハードル走(仮称)のポイントである足の切り替えにつなげていく……というふうに各練習のポイントが次の練習の要となるため、一連のドリル練習を通して行うことで、より効果的に練習に取り組んでいきます。
連結ドリル練習(仮称)が終了すると、残りはウエイトトレーニングです。定番の突き出し、デッドリフト、ベントローなどを中心に筋肉を鍛えていきます。
一方、長距離組はアップとして15分jogに出かけたあと、本日は3000mのビルドアップ走です。1000mごとにスピードアップをしていくことで、200mのインターバル走とは異なり、長い距離でのスピード練習となります。県駅伝が終わったばかりですが、もう来週末には中国駅伝が控えています。そのためにも、今週は最後の走り込み期間になるのではないでしょうか。
そして投てき組は今週末に愛媛県で開催される記録会に向けて調整していきます。ただ、最近は季節が進み、17時半ごろになると次第に暗くなっていき、18時前には真っ暗になってしまいます。そのため、投擲物を投げるには、普段よりいっそう周囲の安全を確保しなければならないので、なかなか投げるタイミングが難しい季節になりました。そのような中でもできることを丁寧に行なっていくしかありません。
シーズンも終盤、毎週あちこちに行ったり来たりしていますが、ラストスパートです。
先週は朝晩の気温が下がり、日中の気温もそこまで高くならない日々が続いていましたが、今週は11月に入ったというのに、うっすら暑さを感じる気温が続いています。今年の冬は暖冬傾向にある、と天気予報で報じられていた気はしますが、果たして冬がやってくる日はいつになるのやら。
先日より冬期練習にシフトチェンジが始まった短距離チームは、本日も引き続き走るための技術練習を行います。
本日は長谷川先生にご指導していただいた、体幹トレーニングや技術練習を30分行い、その後は突き出しやバックプレス、ベントローなどウエイトトレーニングに取り掛かります。シーズン中にもウエイトトレーニングは行いますが、大会との兼ね合いで、負荷はそこまでかけずに行います。しかし、冬期練習は来シーズンに向けての準備期間ですので、これからのウエイトトレーニングは負荷をかけながら行なっていく予定です。
一方長距離チームは県駅伝を4日後に控え、本日は3000mのビルドアップ走です。各々自分の限界を見極めたタイム設定で行われたビルドアップ走でしたが、タイム設定通り走ることができ、調整は順調に進んでいるようです。
投てきチームはアップ後、スクワットやランジなどのウエイトトレーニングに取り組みました。その後はそれぞれの種目の技術練習をしっかりと行い、本日は終了です。
週末の天気は徐々に回復傾向にあるようで、何とか雨に降られず駅伝を行えそうです。しかし、予報はあくまでも予報なので、当日は選手が走りやすいコンディションであることを祈るばかりです。
あっという間に10月は過ぎ去っていき、気づけば明日で11月に入ります。11月に入るといよいよ駅伝シーズンとなり、毎週なにかしらイベントがあります。そのため、選手ともども体調管理をしっかり行なっていきたいと思います。
さて、本日の短距離組は香川カーニバルを終えたことにより、徐々に冬期練習にシフトチェンジしていきます。スキップ流しを行なってから、今日は走るための基礎技術をおさらいしていきます。
まずはマーカーを3足長~4足長間隔で設置し、もも上げ練習です。まっすぐ足を下ろすことで、しっかり地面を押して接地していきます。そのとき、臀部でしっかりと支えることが重要になります。臀部でしっかりと支えられなければ、潰れた姿勢で接地することになり、十分に力を得ることができません。このときに丹田(おへその下あたり)に力を入れる意識を持つことで、臀部でしっかりと体を支えることが可能になります。
また、地面をしっかりと押すためには骨盤を挙上させることが大切になります。骨盤が挙上すれば、必然的に地面を押すことになるので、骨盤の挙上を意識しながらもも上げを行なっていきます。
そのあとは、1.7~1.8m間隔でミニハードルを設置し、足の切り替えを意識した練習です。ここでも先ほど行なったもも上げ練習が関連してきます。潰れずきちんと接地ができていれば、足は素早く切り替えができています。練習のつながりを意識し、考えながら取り組んでもらいたいところです。
そして最後に3~4m間隔でマーカーを置き、リズムジャンプをして本日の練習は終了です。
リズムジャンプでは、直上にジャンプをするのではなく、重心を進行方向に進ませる意識を持って行うのですが……なかなか思うようにいきません。これは練習が必要です。
一方、長距離組は、先日ポイント練習を行なったので、今日はその疲れをほぐすロングjogです。
そして投てきチームはアップ後、技術練習を丁寧に行なっていきます。投てき競技もほぼシーズンを終え、冬期練習に向けて準備を進めていきます。
今シーズンをほぼ終え(長距離はまだ駅伝がありますが)、振り返ってみると比治山女子陸上部の総合的な力は上がりつつあるように思います。しかし、それは本校だけではない、ということを思い知らされたようにも思います。来シーズンに向けてこの冬期練習に励みたいと思います。