最終日の8月10日(木)は台風の影響により11時頃までホテルで時間を過ごしてのスタートとなりました。生徒たちは源花女子高等学校の生徒との最後の時間を、互いの部屋でお話をしたり、ゲームをして過ごした様です。源花女子高等学校の生徒との別れの際は涙を流す生徒も多く、この姉妹校交流でバディと有意義な時間を過ごせたことが伺えました。
ホテルを出発後、昼食に石焼きビビンバとチヂミを頂きました。食後には生徒たちはお店の方に韓国語で「マシッソヨ(美味しいです)」と感謝の気持ちを伝えていました。その後は、大型のショッピングモールで買い物を終え、空港へ向かいました。
台風の影響により欠航となる便も多く、私たちが乗る飛行機も心配されていましたが、無事福岡空港に向け出発することができました。福岡空港から博多駅を経て、定刻通り広島駅に生徒15名全員が無事到着しました。
今回、初めて海外に行った生徒も多く、日本ではできないことを経験し、そこから学んだことも多くあると思います。
このような貴重な体験をするに当たって支えてくださった全ての人に感謝を忘れず、また、国境を越えた交友関係もこれから先も続けて欲しいと思います。
3日目の8月9日(水)は台風の影響によりあいにくの雨となりましたが、朝9時頃学校を出発して、慶州にある「大陵苑(デルンウォン)」へ向かいました。
到着後は、天馬塚(チョンマミョン)という有名な古墳の内部に入り、どのような造りになっているかや、古墳の中から発掘されたものを実際に見ることができました。記念撮影を終え昼食会場へ移動しました。ここでは、トッカルビ定食を頂きました。生徒はバディとお話をしながら食事を楽しんでいました。
昼食後は仏国寺へ移動して、説明を聞きながら観覧しました。仏国寺にある極楽殿には、見つけると願いを叶えてくれる、または、将来お金持ちになると言われている木彫りの猪が1つだけあり、生徒たちはその猪を探すのに夢中でした。
仏国寺を出発してからは、宿泊するホテルへ向かいました。ホテルで少し休憩した後夕食をとり、最後に文化交流会を行いました。
本校の生徒は、跳人とKpopのダンスを披露しました。
源花女子高等学校の生徒はJ-popの歌唱、テコンドー、k-popのダンス、韓国伝統の扇子踊りのブチェチュムを披露して頂きました。
最後にはこの姉妹校交流のテーマソングである「BEST FRIEND」を両校生徒共に歌って閉会となりました。
韓国での生活も残すところあと1日となりました。限られた時間の中ではありますが、源花女子高等学校の生徒との交流を通して、より多くのことを学んで日本へ帰国し、学んだことをこれからの生活に活かしてほしいと思っています。
2日目の8月8日(火)の様子です。9時に学校を出発しビョンアム書院へ向かいました。
バスの中はホームステイで1日過ごし、打ち解けた様子の本校生徒と源花女子高等学校の生徒の話し声で賑わっていました。
書院へ到着後、生徒はそれぞれ韓国の民族衣装チマチョゴリを着せて頂きました。
本校生徒は女性用、源花女子高等学校の生徒は男性用の衣装を着ました。チマチョゴリを着ている時の座り方や親や先生に対する礼の仕方などの作法を教わりました。その後記念撮影を終え、韓国の伝統的な遊びユンノリを体験しました。4本のユッと呼ばれる棒を投げて落ちた状態に応じてコマを進めていく遊びですが、生徒たちは大盛り上がりでした。
ユンノリを体験した後は、会議室へ移動して扇子に絵付けをしました。バディとお揃いの絵を描く生徒、韓国にまた戻ってきたいと夢を書いている生徒などさまざまでした。
お昼は書院の近くにあるお店で韓国冷麺を頂きました。韓国式の食べ方をバディに教わって、話をしながら、美味しそうに食べていました。この後は学校に戻って各ホームステイ先で過ごします。ショッピングや遊園地へ行くと言っている生徒もいました。限られた時間ではありますが、バディとしっかり楽しんで欲しいと思います。
8月7日(月)、韓国にある姉妹校、源花女子高等学校との交流行事が、3泊4日の予定で始まりました。
コロナ禍により実施できなかったため、実に3年ぶりの交流となります。
広島駅での出発式では、早朝にもかかわらず沢山の保護者の方々にお見送り頂きました。ありがとうございます。
広島駅から博多駅、福岡空港を経て、高校1年生5名、高校2年生6名、高校3年生4名、合計15名全員が無事韓国へ到着しました。搭乗前は不安そうにしている生徒もいましたが、韓国へ到着してからは、初めて見る景色に興奮している様子でした。
源花女子高等学校へ到着し、創設者の方の顕彰碑に献花した後、歓迎会を開いて頂きました。
両校の校長先生、生徒代表の挨拶、記念品の贈呈、お互いの校歌の披露、参加生徒の紹介などがありました。
最後に全体で記念撮影をして、生徒はそれぞれのホストファミリーのもとに向かいました。これから4日間、様々な行事を通じて交流を深めていって欲しいと思います。
今日は、中学生は午前中の授業「世界の窓」で、JICAに所属し、モンゴルで体育の教員として活動した経験がある浦田悠理子先生から貴重なお話を聞かせていただきました。
日本での当たり前がモンゴルでは全く当たり前ではないというお話をたくさん聞かせていただき、「当たり前」とは何かということを改めて考えさせられるお話しがありました。
また、浦田先生のJICAでの活動に参加するまでの苦労話やその後大学院で学びをさらに深めようと思ったいきさつを聞かせていただき、これからの自分の将来について改めて考える機会にもなったと思います。
あと3カ月で中一,中二学年が上がり、中学3年生は高校生へとまとめの時期を迎えています。
一人一人が勉強を頑張ることと,自分の将来について考える時間を持ち、それを家族の方とよく交流してほしいと思います。
3月15日(月)1時限目、岡本紗貴さんに来校いただき本校の高校1年生の生徒たちに講演していただきました。岡本さんは2018年10月~2020年3月まで青年海外協力隊としてアフリカのベナンに赴任され、活躍されました。
赴任時の活動や生活経験のみならず、岡本さんの高校生時代の進路選択やその後のキャリアについても詳細に説明してくださり、生徒たちも一生懸命耳を傾けていました。
講演の最後には岡本さんから、
・自分を知ることを心掛ける
・自分にできることは何か考える
・失敗を含めて、色んなことを経験して吸収していく
・与えられた環境に感謝する
といった素敵なエールを生徒たちに送っていただきました。
今回の講演で自身の進路や海外に目を向け、クラブに勉強に頑張ってくれる生徒たちが増えてくれることを願っています。
本日の3時間目に「大きないちょうの木の下で~いちょう団地に生きる子どもたち~」を視聴しました。
作品の中では,出身国の言葉や文化の違いを乗り越えて日本で暮らす子供たちや親の姿が描かれており,日本の文化になじめない子供や親たちも文化の違いを理解し、日本での暮らしが楽しくなるようにする活動や将来を考えていく様子が描かれていました。
作品の子供たちの将来への思いを初めて知った生徒たちはとても多くのことを感じ,考えたようで,ワークシートにはびっしりと感想が書いてありました。
学習したことを,これから社会への期待や希望,そして平和への思いを深めていき,将来の社会で活かしてほしいですね。
10月17日(木)宮島で研修を行いました。
グループに分かれて、宮島にいらっしゃる外国人観光客の方々に
インタビューを行いました。
質問は次のようなものです。
Q1: What brought you to Japan?
Q2: Have you been to any other cities?
Why did you go there? or Why will you go there?
その他、各自で4つの質問を考えてインタビューしました。
1つの質問に答えていただくだけでなく、即興でさらなる質問をして
会話を続ける努力をすることが課題として課されました。
見知らぬ海外の方々に、積極的に話しかけ、多くの方々とコミュニケーションを取ろうとする姿はとても頼もしく見えました。
オーストラリアの留学経験や広島駅での外国人観光客への案内ボランティア
の体験が力になっていると感じました。
この気持ちを忘れずに、これからも英語で伝える努力を続けていきましょうね。
令和元年9月7日(土)
今年の6月から実施している、英語コースの外国人観光客を案内するボランティアを再開しました。
夏休みは、部活等があり休止していました。
久しぶりのボランティアですが、夏休み前と変わらず、笑顔でおもてなしをしていました。今回は、中国語での質問もありましたが、英語コースの生徒は中国語も学習しているのでバッチリでした?
令和元年8月7日(水)~8月10日(土)に、本校の姉妹校である韓国大邱市の源花女子高等学校から、生徒20名、先生3名が来校され、本校生徒18名と交流しました。
7日にバディーと対面した後、歓迎式にて源花女子高等学校の校歌を披露していただき、比治山からは筝曲部のみなさんが演奏してくださいました。その後、源花の代表生徒と先生方が瞑想の森の慰霊碑に献花をして下さいました。解散後それぞれのホームステイ先に向かいました。
8日には宮島を訪れ、もみじ饅頭作り体験や厳島神社参拝を行いました。とても暑い日でしたが、源花の生徒も比治山の生徒も元気いっぱいに日本文化を楽しんでいました。昼食後に解散し、その後は自由行動でしたが、バディーと一緒に水族館を訪れたり広島市街観光をしたり、各々に楽しく過ごしました。
9日の夜は相鉄グランドフレッサ広島にて、夕食会及び交流会を行いました。大邱市の環境問題や老舗に関する研究発表(源花)、南中ソーラン(比治山)、伝統舞踊ブチェチュム(源花)、およびK-popやJ-popのダンスや歌をお互いに披露しあい、大いに盛り上がりました。フィナーレでは両校の交流会で毎年歌い継がれている“Best Friend”を日本語、韓国語で全員で合唱し、その後は各ホームステイ先で最後の夜を過ごしました。
10日、いよいよお別れの日です。バディーとのお別れに涙を流す生徒がたくさんいました。ほんの4日間の滞在でしたが、ホームステイや様々な行事を経て生徒たちの間には強い絆が生まれていることが伝わりました。また、両国の将来を担う若者たちがこのような国際交流を続けることに深い意義があると感じました。
以下は生徒たちの感想の一部です。
「来年の夏までに韓国の事をもっと勉強して必ずまたバディーに会いたい」(比治山生徒)「こんな人生最高の機会がまたあるかわかりません」(源花生徒)
最後になりましたが、ホストファミリーとして源花生徒を受け入れて下さり、多大なるご協力をいただいた保護者の皆様に心より感謝申し上げます。