本日の1・2時間目に高3生は,沖縄戦の様子から平和について学びました。
沖縄の「地域ガイド風の会」代表の比嘉涼子さんをオンライン(Zoom)学習の講師としてお迎えし,1時間目は風の会が作成された動画を視聴し,
2時間目は比嘉先生からZoomでお話を伺った後に質疑応答させていただきました。
比嘉先生からは教育の大切さ,文化の意義などを学ばせていただきました。
生徒のみなさんには,広島に住む人間として,今日のお話で大事だと感じた部分をしっかり受け継いで欲しいと思います。
比嘉さん,本日は貴重なお話をありがとうございました。
本校の高2特進コースの高橋菜乃果さんが,第24代高校生平和大使に選ばれました。
高校生平和大使は,核兵器廃絶と平和の実現を目指して被爆地の願いを世界に届けるために活動しており,2018年からノーベル平和賞にノミネートされるなど国内外で認知度が高まってきています。
本来であれば,8月にスイスの国連欧州本部を訪問し核兵器廃絶の願いを届けるなどの活動を行うのですが,今年も海外派遣が厳しい状況なので,国内での活動が中心になります。
8月に結団式が行われ,その後,各地での活動や修学旅行生との交流,署名活動など約1年間の活動が予定されています。
高橋さんの今後の活動に期待するとともに,「何かしたい」と考え行動する生徒が一人でも多く出てきてくれることに期待しています。
中二は今日講師の方をお招きして,ソーシャルスキルトレーニング(SST)の授業が行われました。
ソーシャルスキルトレーニングとは、人との関係づくりの技術を身につけるための練習です。
今回の授業のめあては「あたたかい言葉をかけよう」でした。
授業の中では,ある設定された場面の中で,かける言葉の違いや感じ方の違いについて考える活動を行いました。
個人で考えたあと周りの人たちとの交流を通して,生徒たちは色んな発見をすることができたようです。
大切なのは「あたたかい言葉」だけではなく,その「伝え方」も大切だということで伝え方の3つのコツを学びました。
①相手の様子を見て ②適切な距離で ③気持ちをのせて
そして最後に大切なのは,今日学んだことを日々の生活で実践することです。
コロナ渦で人との距離が掴みにくい状況ではありますが,「あたたかい言葉」を意識して「あたたかい」人間関係を築いていきましょう。
今日は高校3年生の授業の紹介です。
本校では伝統的に華道の授業を行っています。
高3の生徒が毎週の授業後に生け花を校長室に持ってきて,花の説明をしてくれています。
また,本校の来客者用玄関にも華道の授業で制作した生け花が飾られています。
華道は生ける花と向き合うことで,四季の移ろいや命の尊さなど様々な事を感じられます。
華道の授業を通してたくさんの事を学んで欲しいと思います。
今週は平和週間です。
終戦から76年目の夏を迎えようとしています。
本校では毎年,平和週間に各学年ごとに戦争体験者の講話を聴いたり映像視聴を行ったりするほか,全校生徒で折り鶴を作成し8月6日に本校の「瞑想の森」の慰霊碑と中国軍管区司令部跡にある慰霊碑に奉納しています。
放課後の教室をのぞいてみると,折り鶴を作成しているクラスもありました。
この平和週間をきっかけに,戦争の悲惨さや平和の尊さ,命の尊厳について考えて欲しいと思います。
本日,中高全学年で毎年恒例の芸術鑑賞を行いました。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となりましたが,今年は高2・高3が1・2時間目,中学校と高1が3・4時間目と分散開催し,左右の座席を空けるなどの対策を実施した上での鑑賞となりました。
今年はひろしま安芸高田神楽団の広森神楽団の皆様をお招きし,伝統芸能の神楽を披露していただきました。
演劇が始まると,口上で生徒の笑いを誘ったり,ステージ上の迫力ある演技はもちろん,客席後方の扉から大蛇の演者が登場し観客席も巻き込んで演技を行うなど,臨場感溢れる演技をしてくださり,生徒もとても楽しんでいました。
教室に帰った後に生徒に感想を聞くと,「神楽は初めてだったけど楽しかった」「目の前まで来たのでビックリしたけど迫力が凄かった」という意見のほかにも「実は小学生の時から神楽の大ファンなんで興奮しました!」という生徒もいて各々が神楽を楽しんだ様子でした。
日本には多くの伝統芸能がありますが,日常生活の中では触れる機会が少ないのが実情です。
今日の芸術鑑賞が日本の伝統芸能に興味を持つきっかけになればいいなと思います。
広森神楽団の皆様,本当にありがとうございました。
今日,中一生はマナー講座を受けました。
インターナショナルエアアカデミー広島校 校長 崔 希美先生から挨拶の仕方、座り方、立ち方、話の聞き方など2時間いろいろ教えていただきました。
1枚目の写真は、先生が到着するまで、「瞑目」の状態で待っている写真です。
2枚目は崔先生によるウォーミングアップ。
3枚目は、座り方を指導していただいてからの写真です、美しくなっていますか?
4枚目は、椅子の座り方、立ち方についてです。
右手を椅子に添えて立ったり座ったりします。座るときは「失礼します」という一言を添えて座ります。
5枚目は二人が交互に礼の仕方の練習しています。
6枚目は手紙など渡し方、受け取り方について練習しています。
7枚目は話を聞く時の姿勢(相手に体ごと向ける)&座り方。
8枚目の最後は、締めくくりで礼&大きなあいさつで終わりました。
キレイな礼になりましたが、先生のようにはまだまだ振る舞えません。
撮影者もいろいろ勉強になる2時間となりました。
礼儀作法も身に着けていってほしいと思います。
今日,中二は今週末に行われる神楽の芸術鑑賞に向けて,事前学習を行いました。
(7月3日(土)に「広森神楽団」さんに来ていただいて芸術鑑賞(ひろしま安芸高田神楽)が行われます。)
事前学習は「文章を読む」経験を積んでほしいということから,時間をとって様々な資料を「読む」ことを通して学習をしていきました。
新しく配布した資料だけでなく,普段使っている地理の教科書や道徳の教科書も活用して読み進めていきました。
今回,中学生と高校1年生は「土蜘蛛」という演目を鑑賞します。そこで,関連する平家物語の一説を読む活動も行いました。
生徒たちは時間いっぱい集中して資料を読み進めていました。
土曜日の芸術鑑賞がさらに楽しみになりましたね!
本校では五訓の一つである「清潔」を現す行事として定期的に美化日を設定し,授業終了後に全員で学校全体を清掃しています。
本日が今年度初めての美化日でしたが,生徒たちは各担当場所を綺麗に掃除をしていました。
普段の掃除では中々掃除しきれない所もしっかり掃除できました。
このような場所に気づき掃除している人もいました。
普段使っている施設への「感謝」の気持ちを忘れずに,今後も学校を綺麗に使いましょう!
今日,中三生は1・2時間目に大学の先生に来ていただき,講堂で模擬授業をしていただきました。
1時間目は「教育とは何か?」というテーマの講義でした。
錯視や思い込み,そして脳の認識の違いから,ヒトの学習・教育について考えることができました。
2時間目は「国語と文学」をテーマに,授業で学習している国語と文学との違いについての講義でした。
文学とは何か。そしてどこまでが文学の範疇なのか。漫画は文学?映画は?音楽は?など、様々なことを考えることができました。
日頃なかなか考えることのない内容だったため、生徒たちは興味津々に話を聞いていました。
今日の大学模擬授業が,高校進学に向けてコースや志望系統を考えるきっかけの一つになることを期待しています。
本日ご講義していただいた2人の先生方,本当にありがとうございました。