11月10日(土)三次市三和町にある「比治山学園からまつ学寮」にて、毎年恒例の「PTAからまつ学寮交流会」が開催されました。清々しい秋晴れの中、学校を出発、学寮に近づくにつれ、山の色も赤や黄色の秋景色になっていきました。
今年は7月の豪雨災害により学寮の地区も被害に遭い例年のように長時間滞在が難しく、短い時間でしたが各々散策をして過ごしました。そして今年初の試みで次の目的地、平田観光農園へ向かいました。農園では自由時間に果物狩り(今回はりんご、ぶどう)をしたり、こちらでも散策して秋を感じながら、お昼はBBQを楽しみました。そのあとは三次ワイナリーへ。
ワイナリーでは、皆さんご家族にお土産を選ばれていました。
今回は、いつもと違った試みで交流委員会の方々も準備等大変だったかと思います。しかし、充実した1日を過ごすことが出来ました。
昨今なかなかこのように自然と触れ合い、ゆっくりとした時を過ごすことも少なくなってきましたが、日々の時間の流れを忘れて本当に楽しくリフレッシュすることが出来ました。
この「からまつ学寮」を通じて、これからも保護者の皆様の交流の場としてこの交流会へのたくさんの方のご参加を切望致します。
今回お世話してくださった交流委員会の皆様、ありがとうございました。
そして1日も早く学寮が今までのような活動ができますこと祈るばかりです。
10月31日(水)に、PTA文化講演会が国信ホールにて開催されました。
今年度は、井上泰世氏による「アンガーマネジメント 知っていますか? 怒りと上手につきあう」でした。
初めに「アンガーマネジメント」とは怒りの感情と上手につきあうための心理トレーニングで、全く怒らないようにするのではないことを教わりました。
次に「怒り」の感情とは自然なもので、その底に不安、心配や苦しいという感情が隠れていることを知りました。
それを軽減するためには気持ちがのんびり穏やかになることをする。例えば、温泉、ヨガ、ストレッチやアロマテラピーなどがいいそうです。
それから、実践テクニックを教わりました。
思考を停止させる「ストップシンキング」
6秒数えたり、100から7を引いていく「カウントバック」
鼻から吸って細く長く深呼吸する「呼吸リラクゼーション」
その場からはなれて距離を置く「タイムアウト」です。
いつも娘を怒って後悔を繰り返している自分のために参加しました。周りのかたからは、子供が毎日怒っているとか、反対に子供が全く怒らないなどいろいろな話がありました。
自分だけじゃなく、家族みんなでアンガーマネジメントをすることを勧められました。とくに10代の子供が出来れば、より良い人生へつながるというのには共感しました。
さっそく、今日から娘と一緒に実践していきたいと思います。
平成30年9月25日、PTA育成委員も参加するあいさつ運動があり取材しました。今回のあいさつ運動は25日〜27日の期間実施されました。
登校時間に先生方や生徒たちが学校入口通路に立って、登校する生徒に声を掛けます。これにPTA育成委員も参加しました。出勤前のお父さんの大きな挨拶が響いていました。
朝あわただしく学校に送り出した後、どんな表情で登校しているのか過ごしているのか見ることはなかなかありません。けれど、このあいさつ運動では我が子も含めて生徒たちが友達と嬉しそうにお喋りしながら学校に入っていく様子や、1人で鼻歌を歌いながら歩いて行く様子を垣間見ることができました。下向きに歩く生徒には、先生がにこやかに声をかけておられました。また、登校なさる先生方が朝から爽やかでいらっしゃるので、保護者も社会人として襟を正しました。
この日のPTA育成委員の方々の感想は子ども達の様子が見られて良かった、しっかり挨拶をしていた、返事が返ってほしい、などがありました。保護者も参加するあいさつ運動はもう少し寒くなった11月26日~11月30日にもう一度あります。PTAあいさつ運動期間以外も、実はクラブ・生徒会・週番の生徒と先生方による朝の挨拶が毎日あるのです。
2日目は保護者公開日です。
Sunshine ~無限の可能性~比治山文化祭を楽しみにしている人達で、開門前から長蛇の列となり、今年もたくさんの方々にご来校いただきました!
講堂で行われたグラブ発表の数々、観客席からは惜しみない拍手がおくられていました。
普段の成果も多く展示され、訪れた人たちは熱心に見入っていました。
各模擬店も看板やユニフォームに趣向を凝らし、かわいい売り子たちの声で多くのお客様を引寄せ、大賑わいました!
本校文化祭に足を運んでくださり、有難うございました。
そして、練習や準備に汗を流した生徒のみなさん、更に、この日に向けて日々多くの時間を割いて準備してくれた生徒会のみなさん、本当にお疲れ様でした!!
それぞれの役割の中で様々な経験が出来た事、このことを今後にも活かし、これからも学校を盛り上げていきましょう!
教職員の先生方におかれましても、多大なる後方支援をしていただき、感謝申し上げます。生徒たちの素敵な青春の一頁となりました。
これからも比治山は、
Sunshine ~無限の可能性~
輝き続けます!!
9月6日(木)2、3校時 比治山女子高校卒業生を迎えての「おかえり先輩」の講座が行われました。今回は3時間目の高1の講座を取材しました。
こちらも卒業生であるフリーアナウンサーの玉田陽子さんの司会で、塩崎孝恵さんをお迎えし、お話をお伺いしました。塩崎さんは中四国初の女性警視になられた方で、退職された後も、広島市教育委員会 学校安全連携推進官で活躍されております。
塩崎さんからは、高校受験での挫折から何故警察官になったのか?やりたい仕事だったのでどこまでできるか? そして初めての女性警視に至るまでの紆余曲折の話、時に笑いもありながら沢山の興味深い話に、生徒達皆真剣に耳を傾けていました。
塩崎さんのお話の中で
「どこにチャンスがあるか誰もわからない、チャンスに気づく自分が大事」
「チャンスを生かすかどうかは自分次第、自分がやりたければチャンスはいつでもある」
という言葉があり、これから進路や就職など決めなければいけない局面に立つ生徒達の心にしっかりと残り、大変有意義な時間になったと思います。そして、
「自分を信じて自分と向き合い、自分のいいところはどこかを見つける」
という言葉を参考に沢山のいいところを見つけ、希望に向かって明るい未来を切り開くことのできる素敵な女性に成長して行くことを切に願います。
このような貴重なお時間を頂き感謝致します。
ありがとうございました。
8月29日水曜日 後期始業式
夏休みが終わり、今日から学校です。
始業式の前にクラブ活動の表彰式が行われました。
吹奏楽部
ギター・マンドリン部
演劇部
水泳部
陸上部 が表彰されました。
各部素晴らしい結果を残す事が出来ました。
その後、始業式では校長先生による訓話がありました。
冒頭で西日本豪雨のお悔やみとお見舞いのお言葉がありました。
夏休み中大きな事故も無く後期をスタート出来る事をうれしく思いますとの事。
高1、高2代表19名が姉妹校である韓国大邱市にある源花女子高校を訪問しました。
日本と韓国の間には、いろいろな課題がありますが、そうした問題を未来にわたって克服するために若い世代が懸け橋になって下さいとの事。
前期終了式で校長先生が述べられた「勤勉は成功の母」。夏休み、皆さんは勤勉に計画的に実行出来ましたか?
出来なかった人は後期に補って下さいとの事。
最後に「ローマは一日にしてならず」と言うことわざを紹介されました。
一日にして成功を成し遂げる事は出来ないので、一日一日を大切にとの事です。
後期、授業はもちろん、文化祭、研修旅行等全力で悔いが残らないように努力して下さいと話され訓話を締めくくられました。
今年の夏は豪雨災害もあり、通学に時間がかかる生徒もかなりいたと聞いております。猛暑も追い打ちをかけクラブ活動、勉強会への参加、大変だったと思います。
大きな被害もなく後期始業式を迎えられた事をとても嬉しく思います。生徒たちも皆で元気に始業式を迎える事ができ、心なしか嬉しそうに見えました。これから涼しくなり、文化祭、研修旅行、芸術鑑賞等様々な行事があります。充実した学校生活を送ってもらいたいと思います。
「第59回広島県吹奏楽コンクール」は8月2日から12日にかけてHBGホール(広島文化交流会館)で行われました。本校からは高校A部門、高校B部門、中学校小編成部門の3つの部門に出場しました。3つのチームとも金賞をいただきました。さらに、高校A部門は8月25日に岡山県倉敷市で行われた「全日本吹奏楽コンクール中国大会」に広島県代表として出場し、銀賞を獲得しました。
吹奏楽部はこの度初めて中学校小編成部門へ出場しました。中学生にとって、先生方に導かれながら、先輩たちの背中を必死に追いかけて過ごしてきた日々が、この夏最高の思い出になるのではないかと思います。ついこの間までまだ小学生だったわが子の成長を心より嬉しく思いました。
県大会で金賞を手にした高校B部門は、12人という少ない人数で心を一つにして大会に臨みました。中国大会で銀賞を獲得した高校A部門は、連日貸会場のホールで朝から夜遅くまで練習を重ねました。例年以上の暑さと先般の豪雨災害で強いられたたくさんの不便に耐えて、みんなで流した汗はこれからの人生できっと大きな支えになるのではないかと思います。
吹奏楽部顧問の先生は保護者宛ての大会結果報告メールに次のように綴っておられました。「3チームそれぞれ,賞以上に得られたことや学んだことが多かった大会だったように思う」。保護者として、日々多忙を極めながら指導してくださる先生方にあらためて感謝を申し上げます。また、これからもできる限りサポートし、引き続き応援しようと、あらためて思いました。
部員たち手作りのリーフレットです(写真)。それぞれ本番の日のタイムスケジュール、役割分担などが分刻みで書き込まれていました。何より、女子力半端ないって(微笑み)
合唱部は10日のNHK合唱コンクールに続いて、11日山の日に広島県合唱コンクールに参加しました。今回は中学生も一緒に出演し、総勢20名での参加でした。
課題曲「麦藁帽子」、自由曲「なみだのあとに」を歌いました。連日のコンクールでしたが、良い意味での慣れからか伸びやかな演奏になりました。6年間「おっかけ」をし、毎年比治山らしい音つくりを感激のうちに聞いていましたが、ついに最後のコンクールになりました。子ども達の頑張りを見守る幸せをいただきました。
演奏の後で学校ごとに記念撮影をしていました。高3と先生方だけの写真も撮っていて、感慨深く眺めていました。合唱の仲間たちと一緒に成長しました。ありがとうございました。
8月10日金曜日、合唱部はNHK全国音楽コンクール広島県大会の高校部門に出場しました。夏休みに入り、暑い最中に練習を重ね本番を迎えました。夏休みでも早起きして弁当を提げて登校する子どもが眩しく感じます。日頃の頑張りを応援しに保護者も駆けつけました。今回、いつも一緒に練習している中学生はお留守番です。
呉市文化ホールで開催されました。土砂災害のためJRやクレアラインが不通なので、広島港からフェリーで呉市に移動しました。
各パートが涼やかなクリアな演奏をし、比治山らしい繊細な音がホールに響きました。優しい組み立てが今年の特徴のように感じます。
11日(山の日)は朝日コンクールです。全く別の曲で本番で大変ですが、中学生も入り力強い演奏を楽しみにしています。
7月20日~22日、鳥取県営東山水泳場にて 中国高等学校選手権水泳競技大会が行われました。
この中国大会の切符を手に入れるために、炎天下での練習はもちろん、朝練にも励んできました。個人種目では出場出来ませんでしたが、チームで手に入れた800メートルフリーリレーで出場が叶いました。
鳥取県は大会期間中ずっと猛暑が続き、プールサイドは40℃を超え熱中症にだけは注意しました。結果は予選敗退で、チーム新記録にわずかに届きませんでしたが、暑い中それぞれがベストを尽くして泳ぎました。
この大会で引退の3年の瀧口さん、5年半本当にお疲れ様でした。
会場を後にする前に、後輩たちからは色紙を贈り、瀧口先輩からは手紙を頂きました。そして全員から瀧口先輩にお礼の言葉を涙をこらえながら伝えました。
最後に、いつも御指導いただいている顧問の先生、コーチ、猛暑のなか遠いところへの引率ありがとうございました。そして応援に駆けつけて下った保護者の皆様、御支援ありがとうございました。