7月20日(金)に平成30年度前期終業式が行われました。
終業式に先立って全国大会、中国大会、県大会に出場する各部への壮行式がありました。出場する部の紹介に続き、校長先生から応援の言葉、生徒会長から激励の言葉があり、それに対して諸大会出場代表生徒が決意の言葉を述べました。広島県平川理恵教育長からのメッセージも紹介されました。その後、前期期間中大会に出場し、優秀な成績を収めた生徒(美術部3名、水泳部4名)に対する表彰式が行われました。
前期終業式では校長先生による訓話がありました。冒頭に西日本豪雨により被害にあわれた方々にお見舞い申し上げますと校長先生は述べられました。本校も、登校できていない生徒、通学にいつもより倍以上の時間を費やす生徒、親元を離れ、本校セミナーハウスで寝泊まりしながら学校に通う36名の生徒など、たくさんの不便を強いられております。そうした状況の中で「勤勉」が大切であること、勤勉は成功の母であり、夏季休業に入る前にもう一度本校の「五訓」を思い出して、自制心・自律心を忘れずに有意義な夏休みを過ごしてほしいと訓話を締めくくられました。
厳しい暑さに耐えながら終業式を終え、より一層気が引き締まった表情で会場を後にした生徒たちはとても凛々しく見えました。校長先生の訓話では、災害復興支援のボランティア活動に参加した生徒もいたと紹介され、その行動力に感心しました。式後、生徒指導部の先生から、長い夏休み中、体調管理を含む、あらゆる行動に自分で責任を持ってほしいと話され、とても印象に残りました。
平成30年5月14日月曜日、体育祭が催されました。創立80周年を控えた、79周年目の体育祭で、生徒会の生徒さんが考えたタイトル「Sunshine~やってみ79ちゃ始まらない~」がプログラムにも表示されていました。今年のプログラムは大判で見やすく、表紙は素晴らしいデザインでしたし、裏表紙は広告で開会前は保護者席では見入る方々が多かったです。
生徒会の皆さんをはじめ先生方や生徒は、体育祭前や最中にも案内や準備やトイレ掃除などを丁寧になさっていました。入退場門は今年も素晴らしいデザインで彩られていました。しっかり準備をしてこられているので、日曜日と月曜日の雨の予報を恨めしく一週間を過ごしましたが、晴天のもと開会し安堵しました。
今年度は新しい校長先生、副校長先生、事務局長先生も赴任されました。多くの保護者にとって初めて校長先生のお声を拝聴しました。4月に子どもから「校長先生はグイグイくるよ」と聞いていましたが、筆者(高3保護者)は学年懇談会で校長先生の挨拶と思いきやパワーポイントを駆使して校長先生の方針や想いを熱くお話しくださったのを聞いております。体育祭でのお話も楽しみにしておりましたが、やはり胸に響くものでした。さらには一部英語でのお話に保護者席はどよめきました。
取材にあたって保護者のお1人に感想を寄せていただきました。「娘にとって高校生活最後の体育祭は、一日遅れでの開催となりました。当日は晴天に恵まれ、どの競技も見応えがありました。高3の民謡は浴衣姿で息の合った踊りをしてくれました。担任の先生と一緒の競技では、日頃の仲の良さが伺え、安心しました。」
青い空の下、すべての人が輝いていました。閉会の後、片づけを少し取材しました。生徒会の生徒さん、高校1年生、教職員の方々が片づけをしてくださいました。疲れているのに颯爽と片づけに取り掛かる姿は凛としていて、プログラムの競技や演技と同じく輝いていました。
連日続いた夏日のような暖かさから一転、冬の気配が少し感じられる4月7日の本日、平成30年度中学校、高等学校入学式が行われました。
前年度と変わり、新入生は受付を済ませ、各教室で担任の先生と対面した後、担任の先生の誘導で中学生から講堂に入場しました。
入学式は、校章授与から始まり、学校長式辞、生徒による入学の誓い、来賓祝辞、合唱部による校歌、学園歌紹介と厳かに粛々と進みました。
本年度入学した生徒は、中学一年44名、高校1年228名と一同揃っての挨拶は迫力あるものでした。
校長先生からは、自分の人生の基本設計を作り、建学の精神と五訓を理解して比治山での学びに全力で取り組むよう、お言葉を頂きました。
生徒代表は、自己の特性を生かして学校生活に取り組んで行くと入学の誓いを述べました。
この春、我が子の新たな旅立ちを改めて確認し、この比治山学園において、何事にも悔いのないよう将来の目標に向かって一生懸命取り組んで欲しいと共に、これからの学校生活を思い切り楽しんで貰いたいです。
そして先生方、これからの三年間、六年間、 御指導の程、よろしくお願い致します。
3月19日、今年度退任式、修了式が、行われました。まず始めに、9名の先生方の退任式がありました。それぞれの先生方が個性あふれるお別れの言葉を述べられました。どの先生方のお言葉も、比治山の素晴らしさが伝わる暖かいお言葉でした。
引き続き、修了式が行われました。学校長訓話があり、「五訓」を基に次年度に向かって、有意義な春休みを過ごして下さいと、お話いただきました。最後に生活指導の諸注意があり、私達保護者も、責任を持って春休み中の生活がきちんと過ごせるように、そして4月の新学期は新たな気持ちで臨めるよう生活していかなければならないと、改めて思いました。今年度も無事終了し、先生方、本当にありがとうございました。
あいにくのお天気の中、3月19日、国信ホールにて、第71回比治山女子中学校卒業証書授与式が行われました。まず始めに特に優れた生徒2名が表彰されました。そして、桜、藤各担任の先生から、1人ずつ名前が読み上げられ、各クラスの代表者が卒業証書を受け取りました。
その後、3ヶ年皆勤賞7名、精勤賞5名の生徒達が表彰されました。
校長先生の式辞では、五訓を常に忘れずに、自分の人生を大切に、というお言葉を頂きました。続いての卒業生代表の詞から、三年間で皆がそれぞれ希望に向かい大きく成長したことを確認することができました。保護者は参加しないため、広報部として出席させて頂きましたが、このような素晴らしい式に参列出来たこと、感謝しかありません。また生徒達は改めて比治山の素晴らしさを確認出来た一日だったと思います。我が子の成長も間近で見届けることが出来、とても感慨深いものがありました。
三年間、御指導、御鞭撻頂きました先生方、本当にありがとうございました。4月からもお世話になりますが、よろしくお願い致します。
3月1日、前日の雨が嘘のような晴れやかな天候の中、第70回の卒業式がありました。
224名が、この学舎から巣立ちそれぞれの道へと羽ばたいていくにあたり、校長先生の式辞のなかで「人生の羅針盤は親心」というお話がとても心に響きました。命の大切さ、親への感謝を忘れずに、こうして卒業を迎えるのが当たり前でないということを、こうして過ごしている時間が貴重であることを、娘たちの心にも響いて、大切に自分の道を歩んでいってほしいと願いました。
まだまだ実感がわかないと言っていた娘も、涙涙で退場している姿に、母親として感無量になりました。
三年間皆勤賞31名、
三年間精勤賞15名、
一年間皆勤賞42名
毎日健康に気をつけて送り出されたご家族の愛情の賜物ですね。
各クラスに戻ってから、担任の先生から一人ずつに証書が渡され、子供たちからも、親に感謝の言葉や手紙を渡すサプライズがありました。
私立高校の良いところは、卒業して、何年たってもお世話になった先生方がいてくださることです。
それは、何よりも嬉しいことです。どうぞ、いつまでも比治山女子高等学校が、娘たちの心の支えでありますように…素敵な女性になって活躍していきますように…
本当にご指導いただき、ありがとうございました。
2月22日(木) 、マナー講座として中2の生徒にお茶席体験が行われました。
中2藤組は午前、中2桜組は午後それぞれ2時間を使ってB館5階にある礼法室にて体験が行われました。礼法の先生によるお箸の使い方からお茶の作法までの授業でしたが、最近ではテーブルに椅子という生活がほとんどの為、正座をすることも少ないと思いますが、生徒にとっては貴重な体験となりました。
親として、生徒達が普段経験できないこうした授業を受けることができ本当に有り難く思いました。
生徒達には早速家に帰って実践してもらいたいですし、大人になり社会に出た時、この授業を思い出してくれると良いと思いました。
平成30年2月21日は広島広域公園ランニングコース(エディオンスタジアム広島)にてマラソン大会が開催されました。寒い季節ですが、たくさんの保護者も応援に駆け付けました。待ち時間に校長先生が気さくにお話ししてくださり、若い時に陸上(特に長距離)をなさっていたと知りました。開会式でのお言葉は優しくも力強い励ましで、胸に響きました。
開会式の後、スタートまで会場で初めて会った保護者方と応援スポットについて話して盛り上がりました。そうしていると、実は同じ学年であり子ども同士で仲が良かったと分かった方が周りにおられ、楽しかったです。応援で一体感が生まれました。
体育の授業でも丹那を走り、着々と備えてきた子ども達ですが、広い見通しの良い場所で走るのは格別だったことでしょう。授業で走る度にタイムが縮まり、本番を楽しみにしていた生徒も多かったのではないでしょうか。家庭でも体育がある日は、弁当の内容を工夫したりしていました。どちらかといえば体育が苦手な我が子ですが、マラソンの時期になると張り切ります。球技とは異なり、自分との闘い、自分と向き合う貴重な時間なのではと思います。
取材に協力していただいた保護者は、立派な施設でマラソン大会を経験させてやれて嬉しい、と話していました。せっかくの機会なので、もっとたくさんの保護者が応援に参加なさると子ども達も力が出ることでしょう、とも話していました。そのお子さんは、練習はきつくて辛いけれど本番となると張り切り、特に高2は最後のマラソン大会なので頑張って走ったと話されたそうです。
マラソン大会では怪我や体調などで走ることのできない生徒が補助で参加していました。先生方もその補助の生徒にしっかり声を掛けておられたのが印象的でした。生徒会の生徒もキビキビと動いていて感心しました。先生方は寒空の下、大きな声で応援しながら各ポイントで立ってくださいました。前日は各授業で励ましの言葉をかけられたと娘に聞きました。単なるイベントではないマラソン大会でした。
この冬一番の寒さになったこの日、中学2年と3年生の百人一首カルタ会が実施されました。
A館多目的ホールに集まり、先生から説明を受けた生徒さんたちは、各グループに分かれ、それぞれの百人一首の取り札を並べ、縄田先生が詠む歌を今か今かと…楽しそうに待ちました。
各クラスのクイーン4名は学年毎に1対1の対決で、3年生の2人は取り札も整然と並べられ本格的でした。
歌が詠み始められると、一瞬、静まり返りますが、徐々にグループから「はい!」や「あった!」など元気な声、「あ~~~!」と残念そうな声も聞こえてきました。
どのグループも後半は必死に残り少なくなった札を、頭をくっつけながらの対戦が頼もしく、百人一首を覚えた結果だということが見えてきました。
学年クイーンになられた中3の西本ひびきさん、そして中2の西開地彩珠さん、おめでとうございました。そして熱い対戦を見せてくださった生徒の皆さん、お疲れさまでした!
12月16日 土曜日 午後1時30分より「第3回ひじっ子みゅにてぃくりーん」が行われました。
曇り空の寒い日でしたが、中高生合わせて約100名ほどの生徒達は体操服姿で正門前に集合し、生徒会の説明の後数人ずつ9つのグループに別れ、それぞれの担当エリアの清掃を行いました。
登校や下校、体育のマラソン練習やクラブ活動等で頻繁に使う地域を生徒達が清掃する事は、ただ単にゴミを拾うという事だけではなく、地域への感謝の気持ちや奉仕の心など、参加した生徒達の心にも何か感じるものがあるように思いました。
11月27日(月)から12月1日(金)はPTAも参加する、本年度二回目のあいさつ運動週間です。初日の27日月曜日に取材に参りました。登校すると、すでにPTAの保護者の方・先生・生徒会やソフトテニス部の生徒さんが並んでおられました。
7:45から8:20までですから寒いかと覚悟して家を出ましたが、爽やかな朝の挨拶とマナーに心が温まりました。
第一に黙々と落ち葉を登校した順に一人でも掃除している生徒の姿です。
第二に嬉しそうに楽しそうに登校してくる子ども達の笑顔と、それを迎える先生方や生徒の笑顔です。仲間がいる、安心する場所があるというのは幸せなことだと改めて感じました。
第三に安心感。二号線まで出てみると、長くいらっしゃる警備の方がしっかり見守ってくださっていました。優しく声を掛けてくださっていました。それで別に指示されるわけではないのに、信号待ちの時には他の通行者の邪魔にならないよう一列になり、時には自転車の向きを変えたりしている生徒の姿を見て感激しました。信頼関係からなる比治山生のマナーです。
交通量の多い道です。信号ごとに横断歩道を移動して子ども達を見守ってくださいます。
8時を過ぎるころ校門は賑やかな花道になっていました。今日の充実した一日が目に浮かびます。
生徒指導担当の先生方もにこやかに生徒を迎えておられました。参加された保護者の方は、登校する子どもの顔を見ると何となく様子が分かりますね、と話されていました。朝は小言など言わず、気持ちよく送り出してやろうと思いました。
あいさつ運動が終わる時間にはすっかり落ち葉も片付いていました。
自分の気持ちもすっきり爽やかになり、子ども達の充実した一日を心に描きながら家路につきました。