11月17日(金)の1時間目に,数学科の研究授業が行われました。
今回は,数学科の銅道 静樹先生が,中学3年生の授業を行いました。
内容は「接弦定理について」です。
最初に,接弦定理についてとその証明を簡潔に説明し,その後接弦定理を利用して角の大きさを求める問題を,基本から応用レベルまで,幅広く練習しました。
接弦定理だけでなく,それまでに習った円周角の定理や円に内接する四角形などの知識も活用して,問題を解いていきます。
難しい問題には生徒も少し苦戦していましたが,周りの友達と協力して取り組んでしました。
問題が解けたときの喜びや楽しさが,教室のいたるところで見られたのが,とても印象的でした。
授業後に,授業者の銅道先生からお話を伺いました。
今日は,普段の私の授業を見てもらおうと思いました。
私は普段から,できるだけ生徒がたくさんの問題に出会い,取り組み,みんなと相談しながら解いていくという機会と時間を確保しようとしています。
生徒たちは,たくさんの問題に出会うことで,たくさん考え,たくさん相談しあいます。そうすることで,自然と主体的に学習するスタイルが身につきます。そういう意味で,私はできるだけしゃべらないことを心がけています。
今日の授業の生徒たちも,ずいぶんとこの学習スタイルが身につきました。
これからも,たくさんの数学の問題に出会って,主体的に学習を進めてほしいと思います。